
当院で、睡眠時無呼吸症候群精査のために簡易検査器具3台、鼻腔通気度計、確定診断を行う終夜睡眠ポリグラフの設備があります。
当院で睡眠時無呼吸症候群と確定された患者さまにはまずCPAP加療を薦めております。ただし、CPAPでの治療は鼻閉(鼻づまり)があるとなかなか長時間使用出来ない場合が多いです。
当院では、鼻閉改善のため点鼻薬等の治療だけでなく必要があれば手術加療も行います。鼻閉が改善されるとCPAP圧を下げることが出来る場合があり、CPAPの平均使用時間や使用率の上昇が期待出来ます。
また、神奈川にある太田総合病院睡眠センターに勤務されていた千葉伸太郎医師の過去の報告では、太田総合病院睡眠科学センターにおいて、 CPAPを離脱することなく半年以上使用できた患者様が67.6%位であったという報告があります。
離脱してしまったすべての患者様は睡眠時無呼吸症候群が改善している訳ではありません。
そのような患者様の中で手術加療によってCPAPを使用しやすくなる場合があります。また無呼吸そのものの改善を目指すために、 扁桃腺摘出+いびきに対する軟口蓋手術、単独でのいびきに対する軟口蓋手術(扁桃腺が大きくない場合)も行っております。
睡眠時無呼吸症候群の患者さまの咽頭の手術当日の夜間は、NCUで1晩CPAPを使用し呼吸を管理するようにしております。 ただし安全のため、高度の肥満の方には、ダイエットを施行していただいた後に手術を行います。
手術当日は必ず執刀医の澤田が当直します。
※当院耳鼻咽喉科医澤田は現在も月に2回非常勤として神奈川の太田総合病院睡眠センターの外来を行っています。当院に就職するまでは、太田総合病院耳鼻咽喉科医長かつ睡眠センターに勤務し、無呼吸症候群の患者さまの手術を含め治療を行っていました。
当院で睡眠時無呼吸症候群の患者さまに可能な手術
- 鼻中隔矯正術+下鼻甲介粘膜切除術 → 鼻閉を改善する手術
- 下鼻甲介粘膜焼灼術 → 鼻閉改善のための日帰り手術。
- UPPP
- いびきに対する軟口蓋手術
(様々なバリエーションがあります。)
当院ではCelon(バイポーラ電源装置システム)により、下鼻甲介粘膜焼灼術 や口蓋垂の萎縮などのいびきに対する軟口蓋手術を 施行しております。

睡眠時無呼吸症候群精査のための検査器具の設置風景

